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フレームそのまま、選べるラプレ

About Us | 制作にあたって

マザーカートは、
こうして生まれました!

今から10年前、私の母は癌に倒れ、壮絶な戦いむなしく56才という若さでこの世を去りました。最愛なる愛犬の生涯を見届けることなく…。
私にできることは、母が何度も私の手を握り締め、託していった愛犬を幸せにすること、それだけでした。
「愛犬との日本一周旅行」を私たち夫婦は計画しました。当時、犬を伴っての旅行は歓迎されず、宿泊施設にもほとんど泊まることができませんでした。観光名所でも「犬はダメ」と言われることが多く、ストレスと疲労は増すばかりの旅でした。
そんなとき、ホームセンターでペットカートを購入しました。「カートに入れていれば観光施設も入場して良い」というところが多いことに驚きました。ただ、市販されている安価なペットカートは決して乗り心地の良い快適な空間とはいえず、フレームが華奢で、クッション機能もなく、「犬を乗せる台車」としか思えない粗悪品ばかり。舗装されていない道では愛犬が跳ね上がり、凸凹道では前にすら進まない。命よりも大切な愛犬が、カートの中で、次にくる衝撃に備え、四足を踏ん張っている姿を見たとき、ハッとしました。「これではいけない」と。
私が望むペットカートとは、世界一この子達に安心と安らぎを与えられる空間でした。しかし世界中を探してもそのようなペットカートは存在しませんでした。その現実を目の当たりにしたとき、「無いのなら自分で創るしかない。どうせ創るなら世界一の乗り心地を目指そう」という思いが、マザーカート誕生のきっかけになりました。1年半をかけ、試作7回の試行錯誤の末、ようやく完成したのです。気づけば300万円を費やしていました。
「うちの愛犬のため」と、1台だけ創ったカートは販売の予定はありませんでしたが、妻がブログでカートを

紹介しているうちに、「ぜひ、欲しい」「買いたい」という声を全国からたくさんいただくようになったのです。その後も注文が途切れることはありませんでした。
当時、私には本業があり、カート製作は仕事が終わった夕方から夜間、休日の作業でこなしていました。全国の愛犬家のみなさまの要望に応えたい一心でしたが、一番大切な家族との団欒の時間は消え、悲しませていたことに私は気づきませんでした。そして、私自身も日を追うごとにいら立っていったのです。ある日、私は決心して妻に伝えました。
「残された人生、夢中になれるもので頑張りたい」と。2007年6月20日は愛犬の16歳の誕生日。この日を機にマザーカートの製造販売を本業として歩みはじめました。
「誰が一番大切で、何が一番必要なのか?」を真剣に考え、愛犬にとっての「快適な空間」を創り続けていきたい。そしていつの日か、どこにいても、どこを訪れても「ペットは家族ですから一緒にどうぞ」と笑顔でいっていただける時代を切り開きたいと切に願い、我が家の愛犬が切り開いてくれたこの道を「マザーカート」と共に大切に歩み続けていきたいと考えています。
日々の何気ないひとときが、そして、愛犬たちと行く旅行が、皆さまにとって生涯、心に残る素晴らしい思い出となるように、「マザーカート」を通して、愛犬家の皆さまと、愛犬たちに多くの笑顔を提供できたら幸せに思います。
「犬だからこれでいい」などといった考えは私に存在せず「命よりも大切な私の家族、子供達」といった愛情から溢れ出る、そしてその「想い」が「形」に変わったものが、マザーカートであるということを、私の理念とし、これからもマザーカートの製造に我が人生をかけることを、皆様と愛犬たちにお約束いたします。

株式会社フェリーチェ
代表取締役社長  中村 貴徳

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